

伝統を繋ぐために
万年青(おもと)はキジカクシ科の常緑多年草です。原種は山陰〜九州地方の低山地に自生し、年中青々として赤い実を付ける姿が広く知られています。花言葉は「長寿」「母性の愛」で、お正月の生花の素材としても用いられます。
「育て方がわからない」「敷居が高い」という不安を解消し、現代のライフスタイルに溶け込む新しい伝統園芸のあり方を提案します。植物を愛でる心のゆとりを、すべての人へ。
栽培の歴史
400年以上にわたって愛され続けてきた、万年青の歩み
江戸時代初期
徳川家康公が江戸城(千代田城)入城の際、家臣から「永島」「烟草葉」「吾妻鏡」という三種の万年青を献上されました。この故事から「引っ越し万年青」という風習が生まれ、新居に最初の荷物として万年青を運び込み、鬼門の北東に置くと良いとされます。
江戸時代中期
一般庶民の間でも栽培が広まり、「金生樹」と呼ばれ一芽百両という高値で取引されました。天保の改革では規制されるほどの人気ぶりでした。
江戸後期〜明治
趣味性はさらに高まり、京都の楽焼「短冊屋」などが万年青鉢を製作するようになりました。当時の鉢は「古鉢(こばち)」と呼ばれ珍重され、現在でも数十万円で取引されることがあります。
現代
伝統園芸植物として全国の趣味者が美術品を作ったり、殖やして楽しんでいます。結婚式で子から親へ万年青を渡したり、父の日に贈るなど、長寿を願う縁起物としても喜ばれています。
引っ越し万年青・縁起物として
関東を中心に「引っ越し万年青」という風習があります。新居への最初の荷物として万年青を運び込み、鬼門(北東)に置くと良いとされます。スピリチュアルの観点でも玄関先に飾るのが良いとされており、両方に飾るのをオススメします。
日本おもと協会には1,000種超が登録されています。あなたも万年青という自然の芸術を、ぜひ楽しんでみませんか?
実績
信頼に裏打ちされた歩み

実績1:通販カタログ「萬年青」
創業68年。通信販売カタログ「萬年青」を110号以上にわたり発行。

実績2:コンクール入賞実績
田哲園お客様の入賞実績 当園でお預かりした万年青愛好家の作品が、日本おもと名品展(全国大会)において、直近5年で内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞を含む特別賞を18回受賞。 2026年に開催された第25回萬風展では萬風賞7/15、特別賞5/10入賞。

実績3:デジタル時代の情報発信力
SNS総フォロワー数は3,000人超。愛好家の方から万年青の育成相談、商品のお問い合わせ等対応いたします。お問い合わせください。
サービス内容
伝統を守り、育てるための包括的サポート

万年青の生産・販売
概要:
羅紗系を中心に、木造温室、ビニー ルハウス、外棚で育成した数千鉢の 中から、数千円の入門種から百万円 を超える稀少名品、育種用の実親ま で幅広く提供。
Why/How:
実際に目で見て選べる店舗と、画像で 根の状態まで確認できるECサイトを 併用。1995年からのネット販売ノウ ハウで、安全な梱包配送を徹底。
万年青の育て方ガイド
基本から上級者向けの美術木作りまで
万年青はそんなに簡単には枯れませんが、基本を押さえることでより健やかに育てられます。各項目をタップして詳細をご確認ください。
詳しい栽培方法はお気軽にお問い合わせください。一般的な育て方からマニアックな育て方までお伝えできます。
栽培について相談する万年青の品種カタログ
日本おもと協会登録1,000種超。3系統の個性をお楽しみください
羅紗(らしゃ)系
小型で葉芸に特化した系統で、万年青の主流です。ほとんどが交配種で、葉尺に対して葉幅が広く、すこぶる厚いです。ざらざらした地合いを観賞する品種もあります。
※ 羅紗系で赤い実の付くものはほとんどなく、葉の表面の変化(葉芸)のみを観賞します。
〜¥5,000
瑞泉、新生殿、玉輝冠、お多福、愛玉殿、剣舞、諏訪錦、他
〜¥9,999
旭翠、王朝、珠光、春日錦、八紘錦、他
¥10,000〜1,000,000
力和、鸞山、聖雲殿、旭峰、玉楼、舞子、天元、琴治、盧山、太楽、楼蘭、寿冠
薄葉(うすは)系
獅子、縞甲、千代田斑、一文字系など多彩な系統があります。「獅子」は品種名に「舞」や「丸」がつき、巻きが良いほどよく、斑の出るもの、葉の表面に葉芸を現すものがあります。葉が自然に巻くなど他の植物にはあまり見られないパターンです。
※ 薄葉系は赤い実の付くものが多く、5月中下旬に交配すると実を付け、11月以降に赤くなります。
獅子
縞獅子、輪波獅子、鶴の舞、夫婦獅子、玉姫、海龍獅子、四君子、玉獅子の虎
縞甲
雪雷、晃明殿、黒潮、南海、太陽、大雲海、錦麒麟
千代田斑
千代田の松、根岸の松、日出の松、三光の松、根岸松の図、山雅の松
一文字系
冨士の雪、富士の図、地球宝、朝陽、旭光宝
大葉(おおは)系
葉の表から裏にかけて出現する斑(ふ)の色が鮮明で、その量が一面に多く現われるものほど好まれます。斑の種類は覆輪、縞、図、虎斑、曙斑などが基本です。
※ 大葉系も赤い実の付くものが多く、5月中下旬に交配すると実を付け、11月以降に赤くなります。
覆輪・縞
太陽殿、五大州、秋津島、金峰山、蓮香、剣、凱旋、満濃、千代田城
図・虎もの
鷲高隈、残雪、雪中の松、児玉残雪、駿河冨士、家宝都の図、大雪山、聖晃都の図、龍巻都の図
曙斑
曙、霧島、東天光、外輪山、達磨、黎明、薩摩天光、薩摩大王、富士の光
販売リストについて
販売リストは秋に1回、春は不定期発行しています。掲載品種以外にも多数取り扱っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
田哲園の万年青とあなたの万年青
標高333メートル、信州の気候が育む「強健な株」
信州特有の寒暖差は、万年青を強く、美しく鍛えます。芋根が健全で病気に強い「田哲園の万年青」は、全国どの地域へ配送してもその後の生育が良いというお言葉を頂いております。
万年青の買取について
あなたが増やした万年青を買取いたします。万年青の芋と根を芋の下部も見えるようにあらゆる角度から見えるように複数枚撮影して、画像付きでご連絡ください。健全な万年青に関しては買取査定いたします。

会社概要
ご挨拶・会社情報

万年青を園芸趣味として楽しみませんか
私たちは先代の田中哲三郎が立ち上げた信州の田哲園で「万年青」という伝統園芸植物を生業として歩んでまいりました。豊富な「葉芸の進展」「柄の変化」「落ち着きのある葉姿」は50年以上携わってきても飽きることはありません。歴史や伝統、縁起物としての知名度も勿論ですが、最近はファッション的価値も加わり、愛好家が増えております。田哲園ではそんな万年青を愛する方も、興味がある方もサポートして参ります。どうぞお気軽に信州の田哲園へお立ち寄りください。
有限会社田哲園
代表取締役 田中栄二
三代 田中悠介
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